強化クラスが2年目に爆発的な人気を呼ぶ可能性

ダンスが上手くなる教室 スクール全般

強化クラスは、経験者向けの80分レッスンです。

ホームページでもブログでも初心者歓迎クラスの情報が目立ちますが、

同じく2023年4月から新登場する強化クラスには人気が上昇していくポテンシャルがあります。

この記事では、強化クラスが2年目に爆発的な人気を呼ぶ可能性についてお伝えします。

1年目からその兆候が起こる!?

タイトルには2年目と書きましたが、1年目からその兆候は起こると思っています。

強化クラスは旧体制を受け継ぐクラスであり、高い定着率があります。

レベルアップを求める受講生が集まる強化クラスが良いレッスン環境になるのは間違いないため、じわり受講者が増える展開になるとよんでいます。

当初は60分の計画が進められていた

旧体制が愛されていたことには気付いていたため、

60分にして料金を下げる計画が土壇場で見直されることになります。

80分から変えずにいくのは旧体制の良いところを伝承させるためです。

1つ語っておきたいのが、

新体制に向かうため施行されるシステム改定に、利用者は難色を示していた事実です。

教室側はコロナ禍で右下がりな集客状況に頭を悩ませていました。

インストラクター兼代表の自分は、月8千円台出さないと利用できないクラス展開と月謝制しかないところに改善点を見い出します。

月5900円コースの新設。

会員以外にも非会員プランも用意。

さらに大人は40代まで対象を拡大し、利用しやすい教室にリニューアルしました。

ですが、既存の利用者は濃厚な80分レッスンの支持層であり、

60分で価格を抑えることより80分が維持されることを望みました。

レッスン時間80分がそのまま維持されることになったのには、こういった経緯がありました。

強化クラスは2023年から始まる規格で、通常は洋楽のダンスポップ。年0-3ヵ月でストリートベースを扱います。

60分と80分の違いは結構大きい

計算上はたった1/4の差ですが、

インストラクターにとって20分の違いは大きく感じるものです。

実際に60分クラスと80分クラスでキャッチコピーが異なり、80分レッスンの強化クラスは「レベルアップ」「上手くなる」という言葉が使われています。

内容も60分の方は基礎ベース、80分の方で実践的なことを教えます。

初心者に実践的なダンスを教えても、経験者のようには踊れないものなので、

まずは基礎を身に付けレベル調整された踊りやすい振り付けをこなし、

60分クラスである程度のことが身に付いた段階で昇級してもらう順路にしています。

初心者歓迎クラスでどこまで上手くなるか

強化クラスのキャッチコピーが「レベルアップ」「上手くなる」なら、初心者歓迎クラスはどうなのかと聞かれがちですが、

ちゃんと上達していきますのでご安心ください。

但し、初心者歓迎クラスの場合はそのネーミングの通り、はじめてダンスを習う入門者が伸ばせる環境であり、現時点でどの程度スキルがあるかによります。

初心者歓迎クラスといっても、最初は覚えることが多くてむずかしくも感じるはずです。

少しずつ順応していき、余裕になってくる辺りから伸びが低調になります。

目安は毎週熱心に習って1年。

子どもだと1.5年。

そのくらい通っていると、本人から上に行きたいと要望するようになります。

高校生や大人が本気で習いにくる場合だと、

過去の受講生の中には半年でそこまで上達できる人もいました。

クラス選び以上に、習う側のやる気が上達を左右します。

やる気を常に絶やさず先へ進むためにも、

まずは優しい設定で気負いなくダンスを楽しみ、物足りなくなったところでランクを上げるストーリーをおすすめします。

強化クラスの元が取れるのは経験者

料金の高い方が良いというのは確かにそうですが、

初心者がいきなり強化クラスを受講しても元は取れないと思います。

習ったことをどれだけ吸収できるかに関しては、基礎が備わっている受講者の方が有利になります。

僕自身、入門者と経験者の区別はダンス歴よりも基礎力を優先しています。

基礎の内訳にはアイソレーションのような体のコントロール能力だけでなく体力や柔軟性も含まれます。

ダンスの世界では、10年やっている人より1年目の人の方が演技できる事例がざらにあります。

先ほど昇級のタイミングは1~1.5年後と目安を書きましたが、

正確な時期とタイミングは利用者各位で判断してもらいたいです。

はっきり伝えられるのは、初心者が強化クラスを選択する意味合いは薄いということ。

逆をいえば、経験者が初心者歓迎クラスを選択する意味合いも薄いです。

大切なのは今の自分に合うレベルや環境の見極めです。

保護者さんの中には、上手くなるならこのクラスに入れとけみたいな方がいますが、

本人にその意思がなければ上のレベルを受けさせても周囲との差を感じ自己嫌悪になるだけです。

ちゃんと本人の意思を聞いて、わが子の性格も踏まえてクラス選びや昇級のタイミングを計ってあげてください。

動画の出演者が強化クラスの生徒たちです

サイトに貼ってある踊ってみたの出演者はほとんどが強化クラス(旧一般クラス)の受講生です。

例外として、K-POPカバーは入門者向けクラスの受講生も登場していますが、

9割は上のクラスの生徒たちなので、どの程度踊れれば昇級できるかやどのくらい踊れる生徒が利用しているかの参考にしてください。

入会金無料・1回1900円・月5900円の初心者歓迎クラスを情報的には目立たせていますが、

画像や動画といった教室のイメージを作り出しているのは強化クラスのメンバーです。

たまにですが、動画を観た方からウチの子はこんなに踊れませんと心配のお声をいただくもので、

あれは上のクラスの子たちの中でも自己アピール旺盛な子たちですよ、と伝えておきたくなりました。

強化クラスが2年目に爆発的な人気を呼ぶ可能性として、2023年は新規利用者が初心者歓迎クラスに集中するとみているのもあります。

ダンスの習い事が楽しく継続できていれば2年目あたりから上のランクにも行けるようになりますので、

そのときに上と下の人気が並ぶか逆転する光景を見る気がします。

もしかしたら1年目からその傾向が出始めるかもしれませんので、強化クラスが混み始めた場合には一足早く昇級を果たすのも賢明です。

クラスの入りも潮の満ち引きがあります。

リアルタイムの変化は実際にご利用いただくようになると敏感に感じ取れると思います。

非会員プランなら日ごろ受けてないクラスを試すときも青ボタンから申込むだけなので、

初心者歓迎クラスから強化クラスに移る検討に入ったときは、振付更新日をクラス案内から確認し1度試すようにしてください。

ゆーすけ